直近のYouTube放送で告知されていた通り、2022年4月前半のスペシャルスカウトモンスターとして、あくましんかん(悪魔系)の実装となりました。メイン青スキルのザオリク相当で、耐久PTの再来があるかもしれません!
例年通りであれば、来月5月末DQの日に「DQの日2022年記念杯」が開催されることが予想されます。オンライン大会のPT構成に含める汎用的な強さがあるのか確認していきます。

<期間限定のモンスター>
星のドラゴンクエスト公式
スペシャルスカウトにイマだけ「あくましんかん」「ヘルガーディアン」が登場!
(出現期間 : 2022年4月1日(金) 0:00 ~ 4月15日(金) 23:59)

あくましんかん 分析

ステータス
- 素早197は、最近の176-185ラインよりワンランク上で、悪魔系の中でも高い方。
- それ以外のステータスは全モンスターの平均的な印象。
- 種振りは全ステータス上げたいが、絞るなら4種の神器(力/素早/守/HP)を上げる形。
まものスキル

- 「いきなり不気味に構える」物理/魔法のバフ効果。極竜打ちが流行る環境では効果は薄い。戦闘開始時のバフなので並び順に注意。
- 「ピンチに秘術の準備」いずれかの味方のHPでピンチスキルが発動してザオリク相当の「ふっかつの秘術」スキルが70%アップするため、非常に相性の良いスキル。
- 「秘術に魔力をこめる」にんじょうか性格と同等のスキル。にんじょうか性格は全スキルCT20%アップに対して、本スキルは”自分のまものスキルのCT”が25%アップする。
- 「ふっかつの秘術」CT30秒を感じさせない程、ピンチスキルとの相性がとても良い。
- Lv15で通常攻撃回数+1を覚える。
スロット
- 武器が棍は少し意外。赤Aスキル・橙Aスキルは好みで付け替えたい。青スキルスロットを用意せず、敢えて使い辛い緑Bスキルでバランス調整したのが伺える。

耐性

- 使用頻度の高い悪魔系モンスターとの顕著な差は、CT減耐性〇/ギラ耐性〇/ジバリア耐性〇あたり。悪魔系自体がモンスター毎に耐性が異なることもあり、唯一無二の特徴は特に無し。
あくましんかん 活用法

性格は負けず嫌いもしくは解除役
「ピンチに秘術の準備」「秘術に魔力をこめる」のスキルにより、十分CTを溜めることが出来るため、デフォルトのにんじょうか性格は過剰になり得るため、不要と考える。勿論、CT70%効果の「ピンチに秘術の準備」が発動しない場合にはデフォルト性格が必要になる。
あくましんかんの強みはザオリク相当の「ふっかつの秘術」であり、他のモンスターより耐久性が求められる。そのため、負けず嫌いを推奨する。しかし、現環境で猛威を奮うSキラマのイオ属性が不得意かつSキラマの追撃が厄介…。
もしくは、あくましんかん自体は状態異常耐性は高いが、構成バランス的に解除役(わがまま・きれもの・がんばりや)を設定するのも良い。
ザオリク相当なのに青スキルであるが故、ガンガンいこうぜ・バッチリがんばれ・いのちをだいじに、の各性格でどのようにスキルを放つのか念のため検証は必要!
耐久PTの可能性
あくましんかんを使用する場合、普通に補助回復役だけでなく、耐久PTの可能性を試したくなるが、こればかりは実践検証をしないと言及が難しい…。
ピンチにHPを全回復するタイムマスターは同系悪魔系のためイオ属性に弱い共通的な弱点が生まれてしまう。死亡時にHP300を回復するみずのせいれいも同様にイオ属性に弱い。
あくましんかんが対戦相手に出てきた場合は、イオ属性/デイン属性で対応する。悪魔系に相性の良いマシン系では「スーパーキラーマシン(Sキラマ)」がイオ属性で攻めやすい。ドラゴン系ならば比較的どのモンスターもイオ属性/デイン属性で攻めやすい。
軍団戦の使い道
ステータス的に軍団戦の先鋒・中堅に使用するメリットは少ない。Lv30時の素早さランキングは高い方だが、Lv10,20ではそんなに高くない。但し、特徴は留めておきたい。
- 先鋒(Lv6)以降で戦闘開始時のバフ効果を習得する。
- 中堅(Lv15)以降で通常攻撃回数+1を習得する。
- 中堅(Lv20)以降で「ピンチに秘術の準備」ピンチにメインCT70%アップ効果を習得する。

あくましんかん 評価 – 星ドラ闘技場
- 強スキルであるザオリク相当ふっかつの秘術により耐久PTの可能性
- CT溜め効果によりふっかつの秘術が使い易い
- Sキラマもしくはドラゴン系のイオ属性/デイン属性で対策
ふっかつの秘術の使用感が未知数であり、実践検証を経て最終結論を出すべきですが、2022年4月のスペシャルスカウトモンスターのうち、片方しか交換できない場合は、唯一無二の特徴がある「あくましんかん」を現時点では推奨します。
総合評価:8.5点/10点満点