以前、グラコスの動作が怪しいことがあり、CTボーナスの計算方法に混乱を生じることがありました。
2021年末にバランス調整がありましたので、改めて2022年版としてCTボーナスの計算方式を再確認をしてみたいと思います。
CTボーナスの計算方式を検証
検証には、下記2つの事例を用いて、各々に同じCTのスキルを挿した際のスキル発動順を元に、計算方法を考察してみます。
- 事例1:ヘルコンダクター vs ましょうぐも
- 事例2:ひくいどり vs デスアミーゴ
事例1では、「ヘルコンダクター」は、順位ボーナス(10%)および補助特技(青スキル)コツ(5%)があります。「ましょうぐも」は、性格を純粋にしており、性格ボーナス(15%)があります。
お互いCTが同じスキルをセットした場合、先に動くモンスターはどっち?という検証になります。
事例1:ヘルコンダクター vs ましょうぐも

前提条件
- 「ヘルコンダクター:幻惑の狂奏曲」「ましょうぐも:白虎斬」お互い最初にCT16秒のスキルを打つように調整しています。
- 性格ボーナス/コツボーナス/順位ボーナスを用いて、「加算」ならお互い同じ15%の恩恵を受けるように、「乗算」ならお互い異なる%の恩恵を受けるように、調整しています。
- 「ヘルコンダクター」は、順位ボーナス(10%)および補助特技(青スキル)コツ(5%)があります。「ましょうぐも」は、性格を純粋にしており、性格ボーナス(15%)があります。
- スキルボーナス/相性ボーナス/系統ボーナスは発生しないように調整しています。
- 「ヘルコンダクター」のときどきピオラが発動しない場合を確認しています。
加算か?乗算か?
加算であれば、「ヘルコンダクター」「ましょうぐも」共に、15%の恩恵を受け、13.60秒の同じCTとなり、行動順にはバラツキがあります。
乗算であれば、「ヘルコンダクター」は13.68秒のCTとなり、13.60秒より時間を要するため、「ましょうぐも」が先に動きます。

検証結果
見ての通りの結果となりました!何回実施しても、同じ結果になります。
事例2:ひくいどり vs デスアミーゴ

前提条件
- 「ひくいどり:聖王の軌跡」「デスアミーゴ:聖王の軌跡」お互い最初にCT12秒のスキルを打つように調整しています。
- 性格ボーナス/コツボーナス/順位ボーナスを用いて、「加算」ならお互い同じ15%の恩恵を受けるように、「乗算」ならお互い異なる%の恩恵を受けるように、調整しています。
- 「ひくいどり」は、順位ボーナス(10%)および攻撃特技(赤スキル)コツ(5%)があります。「デスアミーゴ」は、性格を純粋にしており、性格ボーナス(15%)があります。
- スキルボーナス/相性ボーナス/系統ボーナスは発生しないように調整しています。
加算か?乗算か?
加算であれば、「ひくいどり」「デスアミーゴ」共に、15%の恩恵を受け、10.20秒のCTとなり、行動順にはバラツキがあります。
乗算であれば、「ひくいどり」は10.26秒のCTとなり、10.20秒より時間を要するため、「デスアミーゴ」が先に動きます。

検証結果
見ての通りの結果となりました!何回実施しても、同じ結果になります。
CTボーナスは加算か?乗算か?どっち?
検証内容に抜け漏れの可能性がありますので、結論は断言しません(笑)
CT(チャージタイム)は、モンスター闘技場/星ドラ闘技場を遊ぶ上での基礎知識でありながら、本編に応用が利き得る知識となります。
しかしながら、CTボーナス計算の知識を活かして、PT構成の細かい調整をすること以上に、現在はマッチング運/ターゲット運の影響が大きいため、闘技場で必ず好成績を上げられるわけではありません…。逆にイラっとすることが多くなるでしょう(笑)
本知識を活かしてスキル発動順をコントールしてPT構築を工夫することは、僅かとはいえ勝率に寄与できるのは事実ですので、お役に立てれば幸いです。